コンテ監督の解任だけは絶対反対!マンU戦必勝を


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信じたくないことですけど、今晩のプレミアリーグ第11節、マンチェスター・ユナイテッド戦でチェルシーが負ければ、アントニオ・コンテ監督が解任されるという話が持ち上がっているようですね。

 

私は解任には絶対反対。たしかに直近のCLローマ戦での大敗を始め、今シーズンのチェルシーがプレミアリーグを制した昨シーズンほど順調ではないことは確かです。ローマ、マンチェスター・ユナイテッドという重要な公式戦で2連敗となれば、今後のチームの士気にも大きな影響があるでしょう。「欧州ビッグクラブの普通の感覚」であれば、解任の話が持ち上がっても不思議ではないでしょう。

 

ただし、それは「欧州ビッグクラブの普通の感覚」として、チャンピオンズリーグとプレミアリーグを戦いきれる戦力を準備した!という前提条件があっての話です。

 

いまさら言うまでもないことですが、今シーズンの現況の原因は夏の移籍市場で補強を怠ったフロント陣の責任であることは明白です。ルカクを獲り逃がし(結局モラタがすごく良いからこの点は結果オーライだけど)、チーム内でも随一の運動量を求められるウィングバックの補強はザッパコスタ1人だけ。左のマルコス・アロンソのヘトヘトぶりは素人目にも明らかです。中盤もルベン・ロフタスチークやチャロバーら若手を放出し、けが人が出た途端にやりくりが一気に窮地に陥る始末です。コンテ監督の要望はことごとく叶えられなかった…それがチェルシー夏の移籍市場の結果でした。

 

この状況でチェルシーを現時点でプレミアリーグ4位、チャンピオンズリーグ・グループステージ2位の成績まで押し上げているのは、間違いなくアントニオ・コンテ監督の手腕です。マンチェスター・シティとクリスタルパレスに連敗した後の立て直しも、コンテ監督のモチベートなくしては難しかったでしょう。今シーズンはこうやって、盛り返したり厳しい状況になったりしながらも、何とかプレミア4位以内とCL上位進出を狙うシーズンなのだと思います。

 

それなのに!!

その要のコンテ監督を解任するなんて動きが出るのであれば、やはり理解しがたい…。

新たな監督探しにかかる莫大な費用こそ、夏の移籍市場で気前よく投じるべきだったのではないでしょうか?

 

ともかく、きょうのマンチェスター・ユナイテッド戦は負ける訳にはいきません。

スタンフォードブリッジが「アント~ニオ!アント~ニオ!アント~ニオ~~~♪」の大合唱で包まれることを心から祈ります。

 

 

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