17夏移籍市場終盤でチェルシーが補強を狙う選手を整理しましょう


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ホーム・スタンフォードブリッジでバーンリーを迎えた開幕戦で3失点敗戦とスタートダッシュに失敗した今季のチェルシーですが、まだまだシーズンは始まったばかり。明日のトッテナム戦から一気に巻き返してほしいところです。

さて、リーグ戦開幕と同時に17夏の移籍市場はいよいよ最終盤となりました。16/17シーズンをプレミアリーグ制覇で終えたころ、翌17/18シーズンの開幕時点でこれだけチェルシーの補強が進んでいないとは想像していませんでしたが…笑。いずれにせよ、巻き返しに向け補強は必須。現地報道で名前が挙がっている選手を整理しておきたいと思います。

補強必須の中盤にドリンクウォーター

現地報道を見る限りレスターのミッドフィールダー、ダニー・ドリンクウォーターの獲得交渉が今一番進んでいるように感じますね。何と言ってもネマニャ・マティッチや若手が抜けてしまったチェルシーのセンターハーフは実質的にカンテ、セスク、新加入のバカヨコしかいません…。プレミアリーグに加えてチャンピオンズリーグも戦う今季のチェルシーにとって、流石に補強を最も急ぐべきポイントと思います

ただ、現地ファンの反応はあまりよろしくないようで…。実力に比して移籍金が高すぎるということでしょうか。報道によれば当初のレスターの要求額は40mポンド…!チェルシーがマティッチをマンチェスターユナイテッドに売却して得た移籍金と同額を求められていた訳ですが、交渉に進展があり、今は30mポンド程度に下がったみたいですね。

高いとは思いますが、マティッチが抜けて補強が急務な上に、実際マティッチ移籍で得た資金がある訳ですから多少は無理してでもレスターの要求を飲むべきだと思います。15/16シーズンに奇跡の優勝を果たした当時のレスターで中盤を構成したカンテ&ドリンクウォーターのコンビがチェルシーで実現するというのも楽しみなポイントです。

あと、名前が好きです…笑。ドリンクウォーターって…!飲料水!?一度聴いたら忘れられない…笑。現地イギリスでも珍しいようですが、一方で北部で伝統のある名前でもあるみたいですね。由来は諸説あるようです。

センターバックにはファンダイクも諦めない!?

獲得の噂が復活してきたのがサウサンプトンのセンターバック、フィルジル・ファンダイクですね。かねてからコンテ監督の要望リスト上位に名を連ねていた選手ですが、本人はリヴァプールに移籍してクロップ監督の下でのプレーを熱望している模様。ただ、サウサンプトン側がリヴァプールと同選手との事前接触に激怒して一度は噂が聞かれなくなりました。

現地報道で移籍話が再燃してきたのはファンダイクがサウサンプトンにトランスファーリクエスト(移籍志願書)を出したから。ここぞとばかりにチェルシーも再び獲得に名乗りを上げているようですが、いまひとつ芳しい情報が出てきませんね~。やはり本人の根強いリヴァプール希望が背景にあるのでしょうか。

チェルシーのセンターバックはジョン・テリーが抜け、若手のクルト・ズマもストーク・シティにローン移籍した一方、ローマからアントニオ・リュディガーを加え、ボルシアMGにローンで出ていたアンドレア・クリステンセンも帰ってきています。リュディガーとクリステンセンは開幕節のバーンリー戦でも一定のクオリティを示していましたし、選手層の面でもセンターバック補強は最重要とは言い難いとも思えます。

ましてファンダイク獲得に必要な移籍金は相当な額になりそう…。まあコンテ監督からのどうしてもという要望であればフロントには動いてほしいですし、加入してくれるならとても心強いのですが、中盤ほど心配していないというのが正直なところですね。

チェルシーは同じサウサンプトンからウィングバック候補として、セドリック・ソアレスも狙っているという話も出ていますね。リヴァプールとサウサンプトンの関係が悪い点をうまく利用して、良好に交渉を進めてくれたらと思います。

アレックス・サンドロは流石に諦めか…

ウィングバックの獲得候補としてこの夏ずっと名前が挙がっているユベントスのアレックス・サンドロ。当ブログでも何回か取り上げていて、ぜひ獲得してほしい選手です。コンテ監督も本当に獲得を熱望しているといった雰囲気ですね。

ただ、報道によるととにかくユベントスは売る気がない…。チェルシーはちょこちょこと移籍金の額を増やして何度か正式なオファーを送っているようですが、その都度突き返されている感じですね。ボヌッチがミランに電撃移籍したあたりから、これ以上のディフェンス陣の流出を避けたいユベントスが一気に態度を硬化させた印象です。

アレックス・サンドロ自身の態度も報道を見る限りハッキリしません。プレミアリーグでの新たな挑戦に後ろ向きではないようですが、現所属のユベントスに具体的に移籍志願を伝えたり、対立したりする気配はありませんね。

サンドロにトランスファーリクエストを出してほしい…とコンテ監督が漏らしたなんて報道もありましたが、たしかに加入してくれる気持ちがあるならサンドロ自身がそろそろ行動を起こしてくれないと難しいのかなあという気がします。

しかし本当に良い選手だと思うし、ぜひ来てほしいんですけどね~~…。

ライバルからオクスレイド・チェンバレンを引き抜き!?

ウィングバック候補として同じロンドンのライバル・アーセナルからオクスレイド・チェンバレンを引き抜くなんていう話も出ています。しかもヴェンゲル監督が移籍容認との報道も出て、これは一気に交渉進展かと期待しています。

とにかくセンターハーフと同じレベルで今のチェルシーはウィングバックの選手層が薄すぎます…。実質的に左右にそれぞれマルコス・アロンソとヴィクター・モーゼスしかおらず、若手でトモリに可能性を感じますが、チャンピオンズリーグとプレミアリーグを戦い抜くことを考えると心もとない。

オクスレイド・チェンバレンは開幕節のレスター戦でもキレの良い動きを見せていましたし、コンディションは良さそうでしたね。プレミアリーグのビッグクラブから加入となれば適応の面でも何の心配もありません。アーセナルが少しでも売る気を見せてくれるのであれば買わない手はないでしょう!

万能ミッドフィールダー・バルサのセルジ・ロベルトも候補

バルセロナのセルジ・ロベルトも少し前から継続的に名前が挙がっていますね。チェルシーのフォーメーションで言えばセンターハーフとウィングバックをこなせそうな万能性がポイント!今のチェルシーにとって、めちゃくちゃ助かる存在ですよ。

みなさんもそうでしょうが16/17シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント、バルセロナ対パリSGのセカンドレク、通称カンプノウの奇跡でバルサ大逆転の決勝ゴールを決めた印象が強く残っています。万能性に加えて幸運もチェルシーにもたらしてほしい!と期待してしまいます。

正直全員獲得してほしい…

選手の名前が挙がるたびに、この選手が来たらチェルシーではどうフィットするかな~と想像するのは楽しいですね。ただ、この時期にこれだけ名前が挙がってしまっているのは緊急事態ですよ…!もういい加減楽しめない状況!笑

長いシーズンを戦い抜く上で現状の選手層を考えれば名前が挙がっている選手を全員獲得してもらいたいぐらい。チェルシーのフロント陣には最終盤で一気に交渉をまとめあげてほしいです。なんとか2節トッテナム戦、3節エヴァートン戦を乗り切り、9月から万全の陣容で本格始動してもらいたいと思います!

 

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