北京でプレシーズン初戦のチェルシー、準備は順調そうです
いよいよチェルシーもプレシーズンのアジアツアーが始まりました!久しぶりの試合!!もちろん調整段階と重々承知していますが、それでもチェルシーの試合を見られるというだけで自然と気持ちが高まります。
初戦は北京の鳥の巣スタジアムで開催のアーセナル戦、ビッグロンドンダービー!北京在住の方…うらやましいです。自分も夏休みがこの時期に取れたら観光も兼ねて駆け付けたのにな~と思います。
順調な仕上がりを実感
Training 💪🏿 #CFC pic.twitter.com/0lSuOFbVX4
— Victor Moses (@VictorMoses) 2017年7月20日
こちらは16/17シーズンに大車輪の活躍を見せたヴィクター・モーゼスのツイッターの写真。試合より前に投稿されていたんですが、一目見ただけで、お!なんか違うなと感じました。サイズアップした上で引き締めたような、独特のパワーを感じる体格に進化していますよね。
この写真を見て自然と既存メンバーの状態の良さを想像していたのですが、アーセナル戦で見せてくれたパフォーマンスはまさに期待通りという感じ。攻撃のコンセプト、ポジションごとに期待される役割は既に明確な訳で、それを1シーズン通してやり切り、優勝まで果たした後なのですからそりゃあ強いですよね。
なんだか一時はルカク強奪のショックなどで17/18シーズンに向けて不安が大きくなっていたのですが、やはり前年のチャンピオンチームは選手の慢心さえなければ元々強い!それを実感させてくれる好ゲーム、完勝でした。
優勝メンバーに漂う適度な緊張感と野心
個人的に特に状態の良さを感じたのは2得点のミシー・バチュアイ、先制点のウィリアン、そしてスッパンスッパンとロングパスを決めまくったセスク・ファブレガスでしょうか。
体格から気合を感じるモーゼスにも共通するのですが、この3人からは優勝メンバーでありながら、適度な緊張感と野心をビンビンと感じたんです。だからこのゲーム、プレシーズンなのにすごく面白かったんですよね。
ファンとして夏は移籍市場ばかりに注目してしまうのは当然なのですが、残留を決めている選手達は「どんな選手が来ようと負けないよ」って気持ちで黙々とトレーニングを積んできたのでしょう。既にコンテ監督が求めるプレーも体に染み込むほど理解しているでしょうから、ひとつひとつの動きから目指す方向性に対するしっかりとした意思が感じられます。
特にバチュアイやウィリアン、セスクの3人は実力十分ながら、昨シーズンは各ポジションの選手層が厚く出場機会が限られていました。鬱憤も溜まっていたでしょう。それを移籍という選択ではなく、このチームでスタメンに選ばれるための努力によって晴らそうとしていることが伝わってきて、こちらも応援に力が入りました。
オスピナと衝突のペドロが心配
唯一の心配は前半早々にアーセナルのゴールキーパー、オスピナと激突して負傷交代したペドロの状態です。ツイッターに大丈夫という旨の投稿を本人がしていますし、コンテ監督も会見で大事ではないと言っていたので過度な心配はいらないと思いますが…。
シンガポールには帯同せず、一足先にロンドンに帰って様子を見るようですね…。結果的に短い出場時間でしたが、ぐんぐん伸びるような推進力と小回りを兼ね備えたプレースタイルは今季ももちろん健在!という感じでしたから、早く回復して開幕に備えてほしいです。
新加入選手にももちろん期待
このメンバーで早くも成熟しつつあるチェルシーですが、ケガで離脱中のアザールに加え、これからシンガポールでのプレシーズンで新加入のアルバロ・モラタ、アントニオ・リュディガーが続々と加わってくる訳ですからね~うまくハマれば本当に面白いチームになりそうです。
引き続きプレシーズンマッチ、バイエルン戦、インテル戦も楽しみにしています。
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